日本アクロ体操協会
体操競技、新体操に次ぐ「第3の体操」と期待されるスポーツアクロ体操※が日本に紹介されたのは昭和60年の秋、日本体操協会が模範演技として中国のミックスペア(男女)の選手を招聘したことに始まります。日本で、にわかに知られるようになったスポーツアクロ体操※は1973年に国際スポーツアクロ体操連盟(International Federation of Sports Acrobatics = IFSAと呼ぶ)が設立され、アメリカ、ソ連をはじめ世界中で爆発的な人気を巻き起こしています。連盟はブルガリアに本部を置き、加盟国数は申請中もくにを含め34カ国(日本体操協会は昭和61年11月に加盟)にのぼります。また、IOC(国際オリンピック委員会)は1985年12月、国際スポーツアクロ体操連盟を国際的なスポーツ団体として承認するなど、近年、オリンピック・ムーブメントの気運が高まりつつあります。
スポーツアクロ体操※の世界的なイベントとしては、世界選手権大会とワールドカップがあり、それぞれ1年おきに開催されています。
世界選手権大会は各国の代表が参加してトップランキングを競うのに対し、ワールドカップは、前年開催された世界選手権大会の各種目上位1〜6位入賞者が出場資格を得ます。したがって、各部門のスペシャリストによる大会といえましょう。
ちなみに、ワールドカップは1975年に第1回大会がスイスで開かれました。1991年には、第8回大会として日本でワールドカップが開催されています。アジア圏では中国に次ぐ6年ぶり2度目の大会にあたります。
その大会で活躍した選手が、日本のスポーツアクロ体操※を牽引してきたメンバーであり、現在もスポーツアクロ体操※普及のため活動を続けております。
1991年スポーツアクロ体操ワールドカップ 東京大会は、現在の日本スポーツアクロ体操※にとって、記念すべき大会であることは揺るぎありません。
※現在、国際的には「acrobatic gymnastics」と標記、日本では「アクロ体操」と標記されています。
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